3Dスキャン
モノづくりの可能性を拡げる
3Dスキャナー
井上木型製作所では、3種類の3D測定機によって測定を行っています。複雑な立体形状のものでも、高精度の3Dデータにすることが可能です。多くの可能性を秘めている分野であり、様々な事業に応用することができる技術だと考えています。手作業で検査をしているという方や、デジタル検査を取り入れてみたいといった方に向けて出張計測も行っておりますので、ぜひご相談ください。
±0.1mmという正確なデジタル測定が
もたらす安心安全と新たな可能性
DXの推進など、社会的にもデジタル化が進んでいく中で、3Dスキャナーの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。しかし、専門的な知識を要するうえに、機材も非常に高価なため、なかなか手を出すことができない分野だと思います。当社では±0.1mmという高精度のデジタル測定を可能にするスキャナー機器によって、そのデータを活用した様々なサービスをご用意しています。
ねじ1本分から
工場一棟分まで対応可能
とても小型のものから、クルマ一台分程度のサイズのものまでを基本的には対応していますが、ご要望次第では工場一棟分に及ぶ非常に大きなサイズの対象物の計測も対応可能です。
主要設備
Main equipment
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3Dスキャナー型 三次元測定器
KEYENCE VL-350360°回転して全方向からの3Dデータを、かなりの高精度で測定することが可能です。CADデータや、同じ形状の製品同士での形状比較を簡単に行うことができます。
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ハンディ型 ワイヤレススマート3Dスキャン
Artec Leo自動車1台分ほどのサイズまでの測定を可能にする、ハンディ型の3Dスキャナーです。柔軟に撮影することが可能なので、持ち運びにくいものを測定したい場合などに便利です。
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光学式3Dスキャナー
ATOS Coreより大型の測定物に適した3Dスキャナーです。工場一棟分ほどのサイズまでの測定が可能です。大規模な設備の点群データから、3Dモデルを製作することができます。
3Dスキャナーに関する質問
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Q
どのくらいのサイズまで対応可能ですか?
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A
ねじ1本分から工場1棟まで、幅広いサイズで対応可能です。
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Q
出張撮影は可能ですか?
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A
はい。日本全国対応可能です。詳しくはお問合せください。
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Q
3Dスキャナーが撮影できない環境はありますか?
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A
太陽光の下や光沢物など苦手な環境があります。
ベストなスキャナーで、ご提案させていただきます。
3D
スキャンって
なに?
3Dスキャンってなに?
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実際にあるものをデジタルデータに変換する
実際にあるものをデータとして読み取ることをスキャンと言いますが、対象物を、立体的な3Dデータとして読み取るのが3Dスキャンです。
スキャンする方法は、様々なものがありますが、レーザーなどの光を当てる方法が主流です。対象物に光を当て、その凹凸をカメラで読み取ることで、3Dデータとして読み込むことができます。
この技術を応用することで、実際にあるものと、全く同じものを複製することができるようになったり、設計図と、完成品にどれだけの誤差があるのかを調べたり、または、完成したばかりものものと、使用して10年経ったものを比較することで、経年劣化の度合いを調べることもできます。
3Dスキャンから派生する事業として「形状検査」「リバースエンジニアリング」のページで、より具体的な3Dの活用方法を記載しているので、ぜひご覧ください。
さて、正確なモノづくりをすることで、よりお客様に喜んでもらいたいとの想いで導入した3D関連の技術ですが、今後モノづくりをしていくうえで、とても重要な役割を担っていくでしょう。最先端の技術も取り入れながら、お客様の理想を実現するお手伝いができるように、日々技術を磨き続けたいと思います。