NCによる木型製作
製品加工の可能性を広げる
マシニング加工技術
手作業による木型製作と違い、集成木材や樹脂を使用した合成木材、発泡スチロールやウレタンフォームなどの特殊な素材を使い、NCマシニングセンターによって、よりスピーディーで精密な加工を行っています。手作業による木型製作と比較すると、低コスト・納期短縮を実現することが可能です。様々な加工に対応するNCマシニング加工に興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
仕上がりを左右する
3D CAD/CAMのデータ設計
NCマシニング加工において、仕上がりを左右する重要なポイントは3D CAD/CAMデータの設計です。図面通りの形状製作はもちろんですが、どのように刃を入れ切削していくかという制御プログラムの設計は、特に奥が深い作業です。高精度を実現するためには、データ設計だけではなく、マシンのメンテナンスなども重要な要素であると考えているため、ひとつひとつの工程において細部まで手を抜かず、よりきれいな製品になるように心がけています。
対応力の高さと
丁寧なアフターサービス
私たちの仕事は、製品をつくれば終わりという訳ではありません。納品後に異常はなかったか、調整が必要なところはないかなど、お客様に心から満足していただくためにこだわることも、モノづくりの一貫だと思っています。どんな些細なことでも構いませんので、気になることがあれば、いつでもご連絡ください。
NCに関する質問
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Q
どのくらいのサイズまで対応可能ですか?
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A
長さ20メートル以上の製作実績がございます。詳しくはご相談ください。
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Q
どのような材質で製作していますか?
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A
主に発泡、ウレタン、木材、ケミカルウッドで製作しています。
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Q
マシニングでの加工が厳しい形状は、どのように対応していますか?
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A
治具や手作業により、適材適所で対応させていただきます。
NC
マシニング
加工って
なに?
NCマシニング加工ってなに?
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自動でさまざまな工程をこなす産業用ロボット
近年の製造現場では、業務効率化や事故防止のために産業用ロボットの導入が進んでおり、暮らしのさまざまな部分で、私たちも知らないうちにその恩恵を受けていると思います。NCマシニングセンターも、数ある産業用ロボットの中の1つです。
NCとは「数値制御」を意味する「Numerical Control 」の略で、加工に必要な動きを数値で入力することで、その数値通りに加工を行ってくれる工作機械のことです。 そして、マシニングセンターとは、それぞれの加工に必要な工具を自動で交換することができ、中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立て、リーマ仕上げなどと呼ばれるような、さまざまな種類の加工方法を連続で行えます。このように、自動でさまざまな加工をこなす産業用ロボットのことを、NCマシニングセンターと呼びます。
NCマシニングセンターを導入することで、マシンが稼働している間に、人は他の作業を行えるなど、より効率的に、そして安全に、加工を行うことができるようになります。
ただ、いくらさまざまな加工ができるからといっても、工具が思ったように届かない場合もあるため、そのときは木型職人の手で、残りの加工を済ませることもあります。
また、昔からの名残で木型と呼んでいるものの、発泡スチロールやウレタンフォームなどの加工しやすい素材で、木型をつくることも多くなっています。
このようなマシンも導入しながら、昔ながらの製法とも共存させながら、お客様の理想を叶えるために、お客様のご要望に合わせてより最適なご提案をさせていただきます。